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「桶川の黒神輿」の異名で呼ばれている八雲会の神輿は先代の神輿が江戸末期の建造といわれています。

現在の神輿は昭和62年に群馬県榛東村にある上州神輿で新調されました。

屋根は「屋根延神社型」で軒先形状がより直線的ですっきりとした印象のお神輿です。

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八雲会の先代神輿は4方向に2本ずつの担ぎ棒で、担ぎ手はお神輿に背を向ける形で担ぎ、掛け声は「わっしょい」と上げ、ゆらゆらと左右に揺られながら進むことから、「桶川の幽霊神輿」といわれることもありました。

昭和62年の神輿新調の際に、人手増や露店の出店増などにより、現在は担ぎ手が進行方向を向いて神輿を担ぎ、安全を守る形になりました。

現在でも、わずかな区間ではありますが安全を確保したうえで、駅前交差点埼玉りそな銀行前で、八雲会伝統の背合わせという形で行っています。

また、平成28年に黒い担ぎ棒を導入し、より「桶川の黒神輿」と呼ぶにふさわしい神輿になりました。

 

中山道を渡御する大きく立派な神輿と、それを担ぐ沢山の担ぎ手により、祭を盛大に盛り上げる桶川祇園祭の顔的存在です。

八雲会指定の半纏(会指定の目印を取り付けたもの)、はちまき、股引、祭帯(角帯可)、足袋

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